こんちは、すねいるです。
8インチのタブレットって便利ですよね。
片手で持てるサイズながら、動画視聴や読書がスマホよりも大画面で快適に楽しむことができる。
今回はamazonが誇る名機。amazon fire HD8(第12世代 2024年モデル)をレビューしたいと思います。
内容物


外箱はオレンジ色の背景にデカデカとタブレット本体が印刷されています。
安っぽいデザインですが、最近のスマホタブレットにありがちな堅苦しいおしゃれデザインと違ってポップで可愛いなって思います。僕は個人的にはこういうデザイン大好きです。

裏面はこんな感じ。
ざっくりとした性能の説明がされていますがホントにざっくりしすぎですね。まあ裏面なんてほとんど読む人いないと思うんでこれぐらいがちょうどいいですね。

ちなみに今回購入したモデルは4GB RAM 64GB ROMのものです。
一つ下のモデルで3GB RAM 32GB ROMもあったんですが、差額が2000円だけしか変わらないのでこっちにしました。メモリなんて多ければ多いほどいいですからね!

最近よく見る半透明なペリペリを剥がすと、

中身はこんな感じ。

薄いトレーシングペーパーみたいな包装に包まれた本体と、


スタートアップガイド

USBAtoCのケーブルと5Wのアダプター
充電器が付属してくるのお得でいいですよね。これはカメラ用の充電器として使おうと思います。
外観


本体外観はこんな感じ。
めちゃくちゃ反射が強いタイプの光沢ディスプレイです。
ベゼルは流行りの逆を行くかなりの極太なんですけど、その分画面の端に指が触れてしまうことがないので誤った操作がしづらくてよいです。

背面はツブツブのシボっぽいテクスチャが入った安っぽいプラスチック。
ただ、2世代前とかだとテクスチャすらなかったので高級感は昔よりも増しています。

こんな感じでめちゃくちゃツブツブです。

画面から見て右側にイヤホンジャック、TypeC端子、マイク、音量ボタン、電源ボタン。

反対側は特になにもありません。
片側にボタン類が固まってる節約仕様ですがあっちこっちにボタンがついてないので使いやすいです。

上側にはステレオスピーカー。

下側にはSDカードスロットです。
microSDカード対応で1TBまで増設できます。
microSDカードの容量をそのまま内部ストレージとして利用する設定もあるんですが、fireタブレットを増設してデータをばこばこ入れまくる人っているの?って思うので、正直SDカードを入れるメリットはあんまりないと思います。元々が64GBも(15980円のモデルは32GB)ありますしね。
動画や映画の鑑賞やKindleで読書用で購入する人がほとんどだと思うので、microSDカードを別途購入する必要はないと思います。
本体自体はプラスチックなので、軽く持ち運びはしやすいです。片手持ちも容易です。
全体的に安っぽい作りのため高級感は感じないのですが、その分雑に扱ってもまあいいかって気分になるので、そういった意味では持ち運びもしやすいですし傷つける心配が要らないのでiPadを持ち運ぶよりは精神的な負担がなくて気が楽です。
価格

32GBモデル 15980円
64GBモデル 17980円
64GBの方は前述の通りRAMが1GB追加されていますが、価格は性能の割にちょっと高めです。
特にamazonのタブレットってめちゃくちゃ安くてブラウジングや動画視聴はまあ使えるって印象が強いので、最安のモデルでも1.6万円か〜って感じです。
昔みたいにまあまあ使えて1万円切る激安タブレットって感じではないんですけど、値段が上がった分性能も上がってるので、その分想像以上にサクサク動きます。
仕様
まず、最も重要なことがGoogleのアプリがすべて利用できません。
Googleのアプリストアである「GooglePlayStore」はもちろんandroidユーザーであればほとんどがお世話になってるであろう「Chrome」「Google」。さらに日本人どころか世界中の人全員がお世話になっている「YouTube」も利用できません。(一応YouTubeは非公式アプリであれば利用可能)
Google系アプリの一切が利用できないので、この機種の明確なウィークポイントです。
購入する際は注意してください。


アプリストアは正直結構微妙です。
なんせGoogle系アプリが軒並み使えないですからね。カレンダーもメモも全部Google純正のものが使えません。非常に痛手です。




パッと見た感じ知ってるアプリが1〜2個ぐらいしかありません。他はどこの会社がつくったの?ってアプリばかりです。個人でつくったものも多そうです。
OSはFireOS8。
ベースのandroidOSは10と11らしいです。
そのため、昔ながらの3ボタンナビゲーションからジェスチャーナビゲーションに変更することも可能です。


個人的にジェスチャーナビゲーションが好きなので一度変更してみたんですけど、流石に性能が高くない分若干固まる感じがしたのと、画面が大きい為誤った操作をしてしまうことが多かったのですぐにまた3ボタン式に変更しました。fireHD8は3ボタン式の方が操作しやすいような気がします。
使用感
最初に触った印象としてはかなり快適。
ゲームを大画面で楽しみたいユーザーには不向き(そもそもゲームの種類が少ない)ですがブラウジングや動画視聴で不満を持つところはありません。
あれ?これブラウジングするだけならipadいらないんじゃ…って気分にさせてくれます。それぐらい快適です。
僕の個人的に目的だった用途のKindleも快適です。
ページ遷移もサクサクスムーズで快適です。
画面も明るく、文字も非常に見易いです。


正直もうこれだけで買ってよかったと思います。
色んな本をこの板の中に集めていきたいなって気分になりますね。
ゲームも試してみましたが、こちらはなかなか厳しいです。
まず試してみたのはモンスト。
バトル中は普通に快適で、特に遅くなったり引っ掛かりを感じることは少ないです。ただ、画面遷移した時のロードに時間がかかります。

普段使っているスマホがハイエンド〜ミドルエンドぐらいだとどうしてもロードの長さが苦に感じると思います。

次にプレイしてみたのはコンパス。
3Dの比較的軽めの対戦アクションゲームです。

プレイ自体は意外と快適。
多分カクカクなんだろうな〜って思いながら、あくまで検証としてプレイしてしみたんですが案外普通に動作します。
CPU戦だからなのかな?って思って対人戦もやってみたんですが、こちらも快適に動作します。特にカクつくことはなかったです。

ただ、見てわかる通り画面の解像度は良くないです。
これがアプリそのものの仕様なのかはわからないですがスマホでプレイした方が見易いし楽だなとは思いました。
まあFireタブレットでゲームしないけどね。
ぶっちゃけまともに動かないし。
最後は動画視聴。
プライムビデオやYouTube(非公式アプリ)を使用してみました。
映像や音質は価格相応って感じです。
めちゃくちゃ良いとは言えないものの普通に使う分には問題ないぐらい。
画質はiPadと比較すれば悪いですが、FireHD単体で使っている分には気にならないぐらい。というかこの検証のためにiPadで動画を再生してみると、あまりの綺麗さに驚きました。やっぱAppleってすげぇや。まあ価格は5倍ぐらいするけど。
音質は普通にいいです。あんまり聴き比べられる耳があるわけじゃないんですけど。こちらもiPadと比較して聞いてみましたが、どちらも普通にいいなって思います。強いていうならFireHDはダイナミックなサウンド、iPadは繊細なサウンドって感じですね。
まとめ
実際使ってみた感想は、正直ほとんどの人にお勧めできる端末でした。
クリエイティブな用途には一切向いていない一方で、動画視聴やブラウジングなどのコンテンツの消費は快適。
スマホだと大きくても7インチを超えないぐらいのサイズのところ、Fireタブレットなら8インチと大画面で楽しめます。
クリエイティブ用途でタブレットが欲しい人はiPad買った方がいいよ!
絶対!